NHKきょうの健康6月号を読み返していて患者さんにも知っていただきたい記事があったのでご紹介します。
鍼灸にくる患者さんで、顎の関節症の症状をおっしゃるかたがこの頃とても多いので、
以前から何度かブログにも書いた「食いしばり」「顎関節症」のお話し。
俳優の武田信治さんも20代の頃、顎関節症に苦しみ運動により克服したという記事でした。
一時は得意のサックスがふけなくなったり、撮影現場でセリフがうまく言えなくなるほど重症だったそうです。
顎関節症の改善のために医師から顎に集中している負担を緩めるためには運動によって全身に筋肉をつけなければならないということ。最初に取り組む運動として縄跳びを勧められたそう。
縄跳びは体全体をバランスよく使い固まった筋肉を緩め。基礎的な体力がつくからなのだそう。
まずは、100回飛べるようになり、次は連続500回飛べるようになり、それから筋トレに励まれ
そして3年後にはあの筋肉美を手に入れたのだそうです。
その頃にはもう、顎が痛いなと常に感じることはなくなっていたとおっしゃっています。
武田さんは顎関節症のため、人気アイドルで人気絶頂だった頃に芸能界から離れざるをえなくなり絶望の日々だったそうです、
でも「病気になり初めて弱い立場で物事をかんがえられるようになった気がする。」
ともお話しされていました。
病気をきっかけに筋トレや体を鍛えたことでNHKみんなの筋肉体操や紅白にも出演することができ
健康であればチャンスがまた巡ってくる。
と話していました。
最近、TVで笑いながら筋肉体操をみて、「しかし武田信治って、なんか昔とずいぶんキャラが変わったな」と思っていたら、こんなに辛酸をなめて、長い間努力をされたんだ とわかって見方がガラリと変わってしまいました。
努力も必要だし、苦しいことも最終的には自分の心の糧にしていく生き方は見習わなければ、と思いました。
今回は精神論の話ではなく、顎関節症の話なので戻します。
顎関節症はマウスピースや、整体や、鍼灸で和らげることはできますが、やはりこれも筋肉をつけるのが根本解決なのですね。
なんでも話が筋肉に帰結してしまうようですが、
やっぱりそうなんですね。
ちょっと色んな意味でびっくり感動した記事だったのでご紹介しました。
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