患者様のなかでも風邪をひいている方がおおいです、
11月はまだ日々陰の気が増していく季節です。
さらに風邪が多いのは乾いた空気による燥邪(そうじゃ)によるものです
食べ物により体調をコントロールできますので今日は少し薬膳についてふれることにします。
今年は12月22日が冬至です。
この冬至に、もっとも「陰の気」が深まるといわれています。
乾いた季節は体に潤う食材をとりいれて内側からも潤いましょう。
白い色の食材や木の実や種が有効です
梨、白きくらげ、百合根、白胡麻、豆腐、はちみつ
松の実、栗、銀杏、クルミ、落花生
しっかり食べて動いて、来るべき本格的な冬にむかい気血をめぐらせましょう。
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朝の夙川公園、紅葉がきれいです
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日曜日、診療が終わってからスタッフたちとミーティングをしました。
いろいろな話が出た中、腎の説明が難しい、とスタッフの一人が言いました。
不妊の針をしている方の多くに腎虚傾向が見られますので、初診時にその説明は必須ですし、
自宅ですえるお灸のツボにも腎を強くするためのものが多くあります。
東洋医学の概念をまったくご存じない患者様に理解してもらうのは私もいつも難しいなぁ、と感じています。
説明はこんな感じだとわかりやすいかな、と少しまとめてみました。
腎について不妊治療の方への説明
新しい生命を授かるには、基本的な体調が整っていることがとても大切です。不妊治療では腎の働きが十分かどうかがポイントとなります。
腎は泌尿器と生殖器をつかさどり、生命の源である精を蓄えています。
極端な例がお年寄りです。お年寄りは腎の気が弱い方弱っています。若年で、腎の弱りが見える方とは長期にわたって、精神的にまたは肉体的に無理をしてきた方が多いです。
ここが弱っていると、元気な卵子と精子が出会えません。また、腎は気を蓄える場所でもあります。生命活動のエネルギーでもある気が充実しているように、腎を養いましょう。
言葉のニュアンスでとらえてくれたらいいと思います。
いつも患者様に針をはる腎兪穴(まさに腎の経絡の要所です)。
ここをさわるとその方の疲労度合がすぐにわかります。
どうでしょうか、すこし腎のイメージわきましたでしょうか。
お灸では腎兪、湧泉、照海などをよく使います。(お持ちのお灸ですえてみてください)
腎を養う食べ物を上げておきます。ご参考に。
黒胡麻・黒豆・黒米・そら豆・くるみ・山芋・味噌・昆布・ワカメ
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夙川散歩中に、よく合う鳥です、
おおきくて、真っ白で初めてあったときはびっくりしました。
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