不妊大国ニッポンの現状

共働き夫婦の日常を追うTVドキュメンタリーの一場面で

男性の側が(自分より)忙しく働く女性に「君は、子供を生むことをどう考えているのか?」

おそるおそる尋ねるという場面があった。女性は30歳、男性は3歳年下。

なぜ恐る恐るか、というと女性の方が仕事も忙しく、稼ぎも多く、今のところ女性も働かなくてはならない立場になっている

そういう家庭だからである、

女性は「いま、すぐにつくれないよ、それにできるかどうかもわからない。こんなに働いて体も無理してるし、多分、こんな体じゃ子供なんかきっとうめない

よ・・・」

 

あー、そんなふうに考えるの!?まだ30歳なのに、???

このドキュメンタリーの中では、この答えの場面がそれほど重要な場面ではなかったのだけど

彼女の言葉に仕事がら、いろいろ考えてしまいました。

体のしんどさと、今の生活環境、お互いの性格など、全てを秤にのせて、今の自分にそれが可能かどうか、考えるというか感じるのだろう。

30歳の彼女は元気で若くてしっかりしている。(しすぎている)

ただ 時々、

ふとした時に年に似合わないようなあきらめたような表情もする。

頑張り屋さんなので 自分ですべて抱え込んで、自分で何もかもやろうとしている。 

でも自分でやれる限界もうっすらわかっている。そんな感じだ、

いろいろ事情はあるけれど 旦那さんが今よりしっかりしてあげて、彼女の体と気持ちををもう少し支えてあげれたら、

それだけで、この二人の環境はガラリとかわるんじゃないか・・・

今の若い世代では男性だけのお給料で家庭を維持するのはとても大変な時代らしい。

それがために女性が働かなくてはならない、ケースも増えている。

日本は今 少子化の危機に直面している、反面 不妊大国でもあるのだ、

景気をよくして雇用をふやして、若い世代の生活を安定させてあげなければ不妊治療はおろか結婚すら考えることができないのでなないか。

また30代前半であれば子供が出来やすい年代なので 高度先進医療までうけなくとも、それほどお金をかけなくともきっと妊娠できるはず。

若さの可能性を信じてあきらめないでほしいし、先送りもできればしないでほしい

そしてもっと女性の体を楽にしてあげてほしい、そのためには男性の仕事が安定することも大切。

生活基盤のもっともっと根底から見直していかなければそのうち人は子供をつくろうとすらおもわなくなってしまのではないか。

TVの一場面のやり取りからそんなことをいろいろ考えてしまいました。

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京都の永観堂のもみじです いちど見に行ってみたかった!

境内を染め上げる紅葉が池にうつしだされる様はさすが紅葉の名所。

混雑していてもそんなの関係ないほど美しかったです。

         

 ものすごく並んで入りましたがその価値は充分でした。

機会があれば是非みにいってみてください。幻想の世界へ

 

 

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