移植後、三陰交は禁忌(治療してはいけない)という説がありました。
ネットなどにもそのような書き込みがあるので多くの患者さんもそう信じていらっしゃいますが、
実際のところどうなのでしょうか?
三陰交は三陰交は子宮の血流を増加させ、生殖機能を高める補腎・補血のツボ
あらゆる女性特有の疾患に対応できる婦人科系の鍼灸治療には欠かせない特効穴です。
産婦人科医・漢方医の石野信安氏は昭和25年に三陰交と逆子の関係を東洋医学学会で発表しています。
ほとんどの妊婦に三陰交のお灸をしたとあります。
結果、母体と胎児それぞれに好影響を与えたという内容でした。
また、三陰交が流産を促すツボであれば、妊婦の方への使用は禁忌となるでしょうが、そのような事実はまったくありません。
また、私が所属する不妊鍼灸を取り扱う日本全国の鍼灸院のネットワークでの臨床治験では三陰交を刺激したから流産率が増加したという報告は誰からもありませんでした。
もしそれでも不安であれば、お灸での施術や皮内針程度の刺激であれば問題ないでしょう。
調べれば調べるほど 使うリスクより使わないリスクの方があまりにも多いのでは、と思わせる事実の数々です。
というわけで、現在さくら治療院では三陰交穴を移植後も治療穴として使っています。
今日も午前中 妊娠陽性反応のご報告をいただきました。
直前まで内膜の厚さが足りない、お灸したところが水泡になる、胃が痛む
などなど少しいつもより体調の面で優れないところもあったのですが、
いつもよりホルモン値がよかったので
エイやッ! と
移植をされましたら 今回うまくいきました~、
今回この患者様には、移植後もずっと三陰交の治療を継続していました。
いつも現地点で知りうるできるだけのことをいつも治療に反映させていきたいと思っています。
不安がある方は何なりとご相談くださいね。
黄色いワンピースがインドっぽくてかわいいですね。
10月の連休
「インディア・メーラー2014」 が神戸 メリケンパークで行われるというので行ってみました。在大阪神戸インド総領事館インド政府観光局などが共催している本格的な関西最大級のインドの祭典らしいです。
約120もの飲食店、物販ブースがならびました。
関西で有名なインド料理店の料理が気軽にいろいろたべられます。
どのお店がいいのかよくわからないので一番長い列になっているお店にならびました。
私は学生の頃 カレー屋さんでアルバイトをしたことがあります。
カレー屋さんだったらいっぱいメニューを覚えなくていいし、そこはこじんまりしたお店でダンディーなおじいさんが一人でやっているお店だったから、とても気楽でした。
そこで、ガラムマサラの秘伝からなにやらかにやら、お料理のことやらたくさん教えてもらいました。
おじいさんにたいそう気に入られて、ついには、「店をついでくれへんか?」とまでいわれました。(笑)
が、その時私は鍼灸の学校へ入学が決まっていたので泣く泣くダンディーおじいちゃんのお申し出をお断りさせていただきました。
あのとき鍼灸の道へ進んでいなかったらいまごろ・・・
などとガラムマサラの効いたスパイシーなカレーを食べながら回想していました。(笑)
コメント