年齢が高い患者さんからは、子宮内膜がなかなか厚くならないという相談を受けることが増えてきます。
移植の時にホルモン補充周期と自然周期の二つの方法がありますが、
子宮内膜が薄い方はホルモン補充で確かに厚みは出やすい様ですが、
その後ホルモンのバランスが大きく変わってしまったり、
繰り返し治療を行うことで薬の副作用等で体調を崩してしまう方が少なからずいらっしゃいます。
高齢の方ほど自然周期で移植したほうが体の負担が少なくて良いのですが、
しかし高齢であるほど内膜も厚くなりにくくなるのでその選択に悩む方も多いです。
子宮内膜は骨盤内の血流によるところが大きいのでどんなケースであってもまずは骨盤内の血流をよくすることがとても重要です。
子宮、卵巣を栄養している子宮動脈や卵巣動脈はとても長く血流が滞りやすい血管であると言われています。
自然周期、ホルモン補充どちらを選んでも鍼灸治療を併用することができます。
子宮内膜が厚くなりにくい方に、当院での針治療では
体を温めるツボ、子宮卵巣への血流量を増加させるツボ(下腿内側部と腹部を主に)
に針をしながらをしながら
スーパーライザーPX(低出力レーザー)を卵巣動脈に照射します。

また、星状神経節という頸部のツボにも照射します。

こちらは不妊治療の患者さんの多くがお持ちの
冷えの解消やストレスの緩和に効果をあらわします。
クリニックで選択した治療に鍼灸治療を加え、骨盤内の血流量を最大限に上げ治療を強力にアシストしていくことができます。
なかなか結果が出にくいという方は針治療とスーパーライザーの治療の併用をぜひ加えてみてください。
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